
トピックス 2016年08月02日
7月から藤枝支局でも電子化された土地閉鎖登記簿により謄抄本の作成閲覧の取扱いがなされることとなった。
つまりどういうことかというと・・・。
電子化される前、土地の所有者の遍歴などは全て紙に記録されてきた。←これが登記簿。
その帳簿は膨大な数に及び、法務局に保管されている。
電子化された際、移記されたのは特定の時点での所有者の記録等のみであり、
それ以前の所有者の遍歴等を知りたければ紙の登記簿を調べることになる。
その手順は、次のとおり。
1 法務局へ行って申請をする。
2 係の方が倉庫から該当する登記簿を探し出して持ってきてくれる。
3 閲覧または謄抄本を受け取る。
前述したとおり帳簿は膨大な数に及ぶので、探し出して持ってきてくれるまでにそれなりに時間がかかる。
ところが今回の電子化された土地閉鎖登記簿により云々・・・というのは、
紙の登記簿を全てスキャナーして、画像データとして管理することに切り替えたということ。
探し出して持ってきてくれるまでの時間がずいぶんと短縮されることが期待できるだろう。
(私自身としては未だ申請した経験がないが。。。)