トピックス 2015年09月19日
先日、初めて「二重登記」を見た。
通常、1筆の土地に対しては、1つの番号が付され、1つの登記簿しか存在しない。
ところが、何らかの事情で、1筆の土地に対し、同一の番号が付された登記簿が2つ存在していた。
というものであった。
面白いのは、このような状態でも、登記の名義を変更できるということだ。
ただ、インターネットを利用して登記の情報を簡単に調べることができるようになった現在でも、二重登記は電子情報化されておらず、法務局に紙の登記簿として保管されている。
そのため、相続で名義を変更したりする際などには申請手続きに注意が必要だ。
勿論、二重登記が解消されるのが最も望ましいのであろうが。